「時に描いた未来の一部を体験してみる。」

思い描く場所も大切です。ちょっとしたお洒落をして出かけてみる。例えば... 一番詳しそうな方にお店を紹介して頂き、数カ月かけて新調した服を着て... 頭が現実と錯覚する程、思いっきり描くのです。習慣が荒れた心さえも律する気がします。思考が健康的になり、気のせいか姿勢がピシッとするので不思議です。素敵な出会いがあって、何か価値のある出来事が起きたら... とても豊かな人生が送れる気がします。

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毎週木曜日の朝、行きつけの喫茶店で

古事記の読書と内容をまとめています。

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「古事記」にまつわるお話。

「学ぶことの楽しさ」

近日、「新釈古事記伝」著者・阿部國治氏を読み進めてきました。さりげなく引用されている文言の奥の深さや、同じ「概念」に触れていても人物によって異なる解釈が存在すること。最近、そのように感じています。例えば著者・阿部國治氏が触れている古語と、以前引用に用いた出口光氏の見解に若干相違を発見しました。初めはとても困惑しましたが、相違があることそのものが「学ぶことの楽しさ」なのだと気が付きました。その気付きの「引き金」を引いたのが、全く別の機会からでした。それは...

「目的を持って学ぶことは役に立たない、目的を持たずに学ぶことがとても役立つ。」

学問で、すぐ金銭的な物を得たりする試みは挫かれる。近視眼的な発想や何かに役立てようとして、学んでも目的通りにならない... 竹田恒泰氏が語る言葉に触れて、思わず深ぁ~く頷くのでした。

「勉強の方法」竹田恒泰氏

https://youtu.be/ipja_rnvIWE

(竹田恒泰氏のユーチューブ・チャンネルが喪失されたことにより、閲覧不能です。)

☆★☆━━━━━━━━━━━━━━第23回<<

七冊の内、

七冊目を読み進めます。

新釈古事記伝・第七集「八俣遠呂智(やまたのおろち)」、

第五章 「たまつくりのこころ」を読みました。

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「八尺勾玉之五百津之美須麻流之珠(やさかのまがたまのいほつのみすまるのたま)」

伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)に「鏡」の製作を指示した思兼神は玉祖命(たまのおやのみこと)に珠作りを命じます。「八尺勾玉之五百津之美須麻流之珠」は伊邪那岐命より天照大御神が譲り受けた神宝です。「ひのかみ」としての使命を果たすべく託されます。その使命とは、高天原を光り輝くところにすること。更に、高天原の理想を地上の葦原中国(あしはらのなかつくに)に実現することでした。

その珠より、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)が生まれました。「ひのみこ」としての正勝吾勝勝速日天忍穂耳命の存在と使命を表現する趣旨で、思兼神は「八尺勾玉之五百津之美須麻流之珠」をかたどった珠を作らせたようです。

※ 「今朝の目覚めの一曲」はお休みです。 ※