★ 目覚めの一曲 #35 ★
世界に広がるお稲荷さん!?
※ 重低音なのでご注意下さいネ ※
今週の「今朝の目覚めの一曲」をご紹介致します。
お稲荷さんは元々農業神で、狐はその使い(同一視することもある)。ネズミを捕食するので、古来より神聖視されていたようです。江戸時代に商売の神様として、一般受けして爆発的に広がったようです。さて、現代のお稲荷さんも世界で活躍中です。元気で今週も頑張りましょう!
Babymetal
Catch me if you can
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https://youtu.be/xBHUFtwsjzQ
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毎週木曜日の朝、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。
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「古事記」にまつわるお話。
『起死回生の古事記』
~ その2 明治維新までに至る山鹿流奇跡の系譜 ~
幕末から明治維新に活躍した高杉晋作や伊藤博文など多くの人物が、吉田松陰に学びます。吉田松陰は先祖代々山鹿流師範の家柄でした。山鹿流とは山鹿素行に起源をもつ兵学の流派。西暦1600年の関ヶ原の戦いより22年後、山鹿素行は元和八年に生まれます。その68年の人生に於いて様々な学問体系を経験します。林羅山より朱子学。小幡景憲・北条氏長より軍学。廣田坦斎から神道を学びます。武田信玄の死後も甲斐武田氏に伝わる「甲陽軍鑑」が人気を博します。小幡影憲(おばたかげのり)は現存する最古の写本の編者とされ、北条氏長を教えます。兵学書のみならず、山鹿素行は尊王思想に基づいた歴史書「中朝事実」を著します。
山鹿流師範吉田松陰に学んだ維新の立役者達は「国の礎」を築きます。大日本帝国憲法は約10年もの歳月を経てこの世に現れます。大日本帝国憲法第一条に『大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス(wiki.)』と、記載されています。井上毅*(いのうえこわし)は草案に「之ヲ"治(しら)ス"所ナリ」とし、後に伊藤博文が「之ヲ統治ス」と改めたようです。
『「汝ウシハクこの国は、我が御子のシラス国ぞ」と、アマテラスが仰せである...』。
国譲り神話に登場する有名な台詞ですが、「徳知政治」を思わせる語彙が用いられています。...それでは次回をお楽しみに。
※井上毅は儒学者・木下 犀潭(きのしたさいたん)に学ぶ。
☆★☆━━━━━━━━━━━━━━第28回<<
七冊の内、
七冊目を読み進めます。
新釈古事記伝・第七集「八俣遠呂智(やまたのおろち)」、
第七章 「いほつのまさかき」を読みました。
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「五百津真賢木(いほつのまさかき)」その4
~ 大宇宙の三層構造 ~
- 高天原(たかまのはら)
- 現し国(うつしくに。葦原中国(あしはらのなかつくに)、海原(うなばら)。)
- 根の国(夜見国(よみのくに)、黄泉国、底の国)
「我々日本人の祖先は大宇宙を天地(あめつち)と表現し、高天原、現し国、根の国の三つに分けて考えた」と、著者・阿部國治氏が紹介します。五百津真賢木の価値観をより深く理解できると、著者が判断したのではないでしょうか。
「高天原」とは? 宇宙生成の根本的原理が見えるところ。大宇宙(天地)を一つの組織体と捉え、これを組織し統一する力(ひかり)の在り場所。また、「ひかり」を日本人の祖先は"神"と考えたそうです。
「根の国」とは? 何物も見えぬ無秩序な存在物のあるところ。組織力である「ひかり」は生成力も兼ね備えており、「ひかり」によって作られた"材料"の存在する場所を「根の国」と称したそうです。
「現し国」とは? 高天原に於いて確立された理想を「根の国」の材料の上に実現し、永久に止まる事なく生成発展するところ。
大宇宙生成の根源力(いのち)と、組織され生成される材料の存在。組織力と材料が構成されることでできる現実。その現実の世界を私たちたちの祖先は「現し国」と称したのだそうです。
『高天原は本来、「たかあまはら」と称し、「たかまのはら」は訛った表現である』と、林英臣氏が力説します。
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林英臣氏による「古事記の宇宙観」もまた、興味深い内容になっていますネ。
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