★ 目覚めの一曲 #33 ★
わが国は 神のすゑなり 神まつる
あまてらす 神の御光 ありてこそ
わが日のもとは くもりざりけれ
明治天皇 御製
今週は「御製」の紹介から始まり、とても厳かな気持ちです。
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毎週木曜日の朝、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。
※次回は気分転換の為、
別の店舗及び時間帯を考えております。※
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「古事記」にまつわるお話。
「自らの居場所の素晴らしさを語りたい」
原理原則に立ち返って新しい試みをすべきではないか? 日々世の中の変化の中に私たちの生活が存在します。世の中の劇的な変化から、「個(私自身)」を変える必要性を感じています。世の中を見て、自らを変える。古代日本の変革期に記された歴史書を省みる。そのような個人的な主観を基に、「古事記」を読んでいるのかも知れません。
自分の存在する環境の素晴らしさに付いて語ること。その由来や逸話に多く触れる機会を持つ。「その中に躍進の手がかりがあるのでは?」と、考えております。確かに、些か抽象的なお話です。
☆★☆━━━━━━━━━━━━━━第26回<<
七冊の内、
七冊目を読み進めます。
新釈古事記伝・第七集「八俣遠呂智(やまたのおろち)」、
第七章 「いほつのまさかき」を読みました。
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「五百津真賢木(いほつのまさかき)」その2
~ 日本国体の根本原理と三種の神宝 ~
◆ 三者奉掲の五百津真賢木 ◆
「五百津真賢木(いほつのまさかき)」には「珠・鏡・丹寸手(にぎて・和幣)」が懸けられています。その様子を著者・阿部國治氏は高天原の理想と日本国体の根本原理を表現すると説明します。また、五百津真賢木に三者奉掲の表現を用いています。
「珠・鏡・丹寸手(にぎて・和幣)」が懸けられた様は「高天原・現し国・黄泉の国」、それら「三界の円満具足な調和」を表現するのだそうです。「精神生活と経済生活は中庸(ちゅうよう)を取り、一致協調が求められる」と、阿部國治氏は主張します。
◆ 三種の神宝 ◆
「珠・鏡・丹寸手(にぎて・和幣)」が懸けられた様は「三種の神宝」をも現しています。天孫である天津日子番能邇邇芸命(あまつひこほのににぎのみこと)のご降臨の際、天照大御神より賜られたのが「三種の神宝(神器)」です。
①上の枝に懸けられた、「八尺勾玉之五百津之美須麻流之珠(やさかのまがたまのいほつのみすまるのたま)」は「ひのみこ」を象徴し、その光りを拝されます。
②中の枝の八咫鏡(やたのかがみ)からは、「ひのかみ」である天照大御神の光を拝されます。
③下の枝の丹寸手(和幣)からは神剣の光を仰ぐことができるのだそうです。
日本書紀の記述には、丹寸手(にぎて)の代わりに「剣」が掲げられているそうです。その由来は八俣遠呂智(やまたのおろち)伝説*にあると著者が説明します。
※ その逸話については後日「やまたのおろち」の章にて、お話する機会を持ちたいと存じます。※
「三種の神宝」は日本国体の根本原理を表す神宝であり、国宝でもあります。これを三者奉掲の五百津真賢木に拝することができると、著者・阿部國治氏が力説します。
さて、今朝の目覚めの一曲は...
Love Ballad
L.T.D.
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https://youtu.be/eZDqAjQGuDE
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