★ 目覚めの一曲 #32 ★

「掩八紘而爲宇」

数日後に「紀元節」を迎えます。明治六年(1873年)、時の政府により初代神武天皇ご即位の日を記念、太陽暦に換算して祝日とされました。今週は「今朝の目覚めの一曲」からご紹介致します。明治二十一年(1888年)時の文部省により、祝日大祭日唱歌に選定されます。

「紀元節」

ダークダックス

https://youtu.be/e0sn6XPKrwM

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毎週木曜日の朝、行きつけの喫茶店で

古事記の読書と内容をまとめています。

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「古事記」にまつわるお話。

「学ぶことの楽しさ」#3

日本国建国の理念、「掩八紘而爲宇」(あめのしたをおおひていえとなす)。金沢市に日本で唯一、香辛料を祭る神社があるそうです。波自加彌神社(はじかみじんじゃ)。はじかみ(薑)とは、歯で噛(か)んで辛いもの。即ち、生姜・山椒・山葵(わさび)・芥子(からし)などの古称。この度、初めて知りました。その神主さんが解説する日本建国理念です:

「神武天皇即位建都の大詔(おおみことのり)」

http://ameblo.jp/hajikamijinja/entry-11160854230.html

☆★☆━━━━━━━━━━━━━━第25回<<

七冊の内、

七冊目を読み進めます。

新釈古事記伝・第七集「八俣遠呂智(やまたのおろち)」、

第七章 「いほつのまさかき」を読みました。

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「五百津真賢木(いほつのまさかき)」その1

~ 高天原の在り方・神国三大要素の帰一融合 ~

ひのくに全体の正しい姿や型の象徴として、「五百津真賢木(いほつのまさかき)」を作ることを思兼神が提案しました。占合(うらへ)により、その行事が執り行われることが決まります。この章では「五百津真賢木」を具体的に解説しています。

※ 高天原の在り方のみならず、日本国の在り方から大宇宙の構造までと、広範囲に渡り記載されています。何度かに分けてお話を進めたいと考えます。※

「五百津真賢木(いほつのまさかき)」とは古事記の原典に記載されている表現。また、日本書紀に「真坂木」とあり、「たくさんの枝が生い茂っている"さかき"という樹木」を意味するそうです。神の国の三大要素が「ひのかみ」、「ひのみこ」、「やおよろずのかみ」とされます。五百津真賢木を持って、それら三大要素が「帰一融合(きいつゆうごう)」する様を表現するのだそうです。

  • 中の枝に天照大御神を表現する「鏡」
  • 上の枝にひのみこを表現する、「八尺勾玉之五百津之美須麻流之珠(やさかのまがたまのいほつのみすまるのたま)」
  • 下の枝に八百万神々の仕事を現す、白和幣(しらにぎて)と青和幣(あおにぎて)が懸けられます。

五百津真賢木に「珠」「鏡」「和幣(にぎて)」を掲げた様は「高天原の理想」を表現し、また、日本の根本組織を示すのだそうです。