★ 目覚めの一曲 #27 ★
「交流から学ぶ機会」
近日、数年前にお会いした方々のご家族からのお便りを頂いております。お礼がしたくても、直接何もできない方の存在... 今思えば、見返りとか全く考えていない様子でした。一個人の利益と言うより、ある程度「公」の為の活動。その中で出会った方でした。
お礼のバトン...
その方も他の方から受け取ったのかも知れません... 活躍されている方々、特に数十歳年上の年長の方々との交流の中から学ぶ機会に必要不可欠な事柄があるようです。「ある一定程度の読書量と、ある程度の役職者であること。」 一点大きく欠落している部分が或るにも拘らず、「交流から学ぶ機会」があったこと。とても幸運な事だと考えております。
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毎週木曜日の朝、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。
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「古事記」に興味を持った
そのキッカケのお話を続けます。
数年前、普段の生活の中で「クッキーモンスターが増えた!」と、直感しました。その体験から様々な象限の方々にお会いしました。世の中で何が起きているのか? 活躍されている方々がどのような思考をされているのか? 日本の社会にどのような思いでいるのか? その様な事柄を意識して活動していたと、懐かしく回想します。その活動で必然的に「古事記」と出会います。
「古事記」を読む機会から、「一霊四魂」と言う概念を知りました。物語の中で、大国主命は何度も命を失いました。その度に転生を繰り返し、国を築く描写に触れました。「霊」に生命があると言う考え方。私事ですが... その年齢に適切とされる時期にやり残したことがあるので、本当の事であって欲しいと願うのです(^^;
四つの側面を持つ心の仕組み、其々相反する側面を持つ「四魂」。其々の立場に立った物事の捉え方。
俯瞰された答え、「最適解」が導き出される可能性が高くなります。日本人はそのようにごく当たり前に「思考」してきた。失われつつある「思考」... 日本社会に「クッキーモンスター」が溢れだすのも自然な成り行きだと、身勝手ながら感じています。
以前は私塾や初等教育などで「古事記」などの古典に触れ、日本人としての「思考」を学ぶ機会があったようです。自らの意志で学ぶ機会が存在すること。せめてもの救いなのかも知れません。先人が残した「志」の記録。自らに与えられた時間。活躍のヒントを見出す機会になりそうです。
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今回で19回目。
七冊の内、
七冊目を読み始めました。
新釈古事記伝・第七集「八俣遠呂智(やまたのおろち)」、
第一章 「かむつどい」を読みました。
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天照大御神が天岩屋戸にお籠(こも)りになり、八百万の神々が天安河原に集合します。たった一行の為に、数十頁に渡り解説がなされています。「古事記」の解説を通じて、著者・阿部國治氏の哲学観に触れます。著者の師匠に筧克彦(かけいかつひこ)氏。憲法学者であり、神道に精通する人物です。明治大正昭和の世界観を、阿部國治氏の著作を通して、覗いているのだと思います。古事記に於いて、かむつどいを「神集い」と表現します。
八百万の神々と天照大御神は相互補完の関係にあるようです。八百万の神々は天照大御神の「ひ」を受けて、各々めいめいが「うけひもち」を授かっているのだそうです。「ひ」を働かせるための和御魂が産霊(むすび)として働く際、奇御魂(帰一)と幸御魂(分化発展)との二面性を伴いながら活動します。八百万の神々各々の役割が発展(分化と発展)する為には時に行き過ぎた状態(勝佐備)を生じます。世の中の調和の中心に存在した天照大御神。八百万の神々の役割分担其々に調和をもたらす役割を担っていました。天照大御神がお籠りなさったことで、世の中に大混乱が生じました。
混乱の中、お互いに責任転嫁が行われたり、禍を取り除く試みが成されたりされたとことでしょう。しかしながら、形式的な方略を用いても問題が解決できなかったようです。八百万の神々各々の自らの心、即ち内面的な事に解決の糸口を見出したと著者・阿部國治氏は説明します。須佐之男命に「まいのぼり」。天照大御神に「みかしこみ」と「おこもり」。八百万の神々に「かむつどい」。八百万の神々による天安河原への集合(神集い)は各々自身の真の姿を発揮する神業と位置付けます。
さて、
今朝の目覚めの一曲は...
Hermes House Band
I Will Survive
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https://youtu.be/ldDYdmwL5zU
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