★ 目覚めの一曲 #26 ★「読書の習慣を身に付けなさい」
「読書の習慣を身に付けなさい」
人生のどこかでいませんか? そんな助言を下さった方...
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毎週木曜日の朝、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。
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「古事記」に興味を持った
そのキッカケのお話を続けます。
科学大好き少年でした。テレビに出ている科学者の先生が哲学風の本の監修をしておりました。そのことが読書のキッカケのようです。色々と読み漁る内にある経営者の本を手にします。昭和の時代に大活躍した彼によると、古代より賢者同士の討論をまとめた書籍群があるらしい。しかも、その民族は物心付く頃から学んでいます。そこには、日本にはない習慣が描かれていました。「あ、かなわない...」と、ため息を漏らしました。その「ため息」から、「古事記」を意識するまで、かなりの年月がかかってしまいました。
今読んでいる「新釈古事記伝」の著者・阿部國治氏は相当賢い方のようです。戦前の東京帝国大学で法律と印度哲学を学び、優秀な成績で卒業しています。「思考」、即ち自分自身の受け皿みたいでとても不思議な感覚を覚えます。素敵な助言を下さった方が小さな種を蒔いたようですネ。自分にはお二方いました。とても幸運なことと、受け止めています。
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今回は七冊の内、
六冊目を読み続けています。
新釈古事記伝・第六集「天岩屋戸(あまのいわやと)」、
第十三章 「おこもり」を読みました。
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天照大御神が天岩屋戸にお籠(こも)りなさる場面です。
「こもり」を漢字で「許母理」と表現します。天照大御神は物事の発展のために、須佐之男命を含めた高天原の神々の活動促進をして来ました。その結果、行き過ぎた事態(勝佐備)を招きます。それは須佐之男命による、「斑馬逆剥ぎ(ふちこまさかはぎ)」や「斑馬堕し入れ(ふちこまおとしいれ)」となって現われます。
それは天照大御神が直接行う神事を冒涜する行為でした。ついに一線を越えてしまい、天衣織女(あめのみそおりめ)が身罷る事態に... 著者・阿部國治氏は「天岩屋戸籠り」で天照大御神ご自身が責任を取る意味合いを持たせています。実際、「死を超えた責任の取り方である」と、言及しております。
「萬の災い悉く起こる(よろずのわざわいことごとくおこる)」
高天原は全てが調和を持つ場所で、天照大御神の和御魂の力により実現しておりました。更に奇御魂が統一をもたらし、幸御魂が各々の役割に努め励む力を与えていました。お籠りにより、八百万の神々には命がけの課題が突き付けられたことになります。
今朝の目覚めの一曲は...
Hermes House Band
Country Roads
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https://youtu.be/ZVz_IJoyO6Y
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